(出典:https://daks-japan.com/news/3567/)
創立125周年を迎える英国王室御用達のブランドのDAKS。
アクアスキュータムやトーマスメイソン等、過去に王室御用達であったブランドはちらほらあるものの、DAKSについては2019年1月現在も王室御用達の認証を受けています。
ちなみに王室御用達ブランドはThe Royal Warrant Associationのサイトで検索することができますので、ご興味ある方はお試しください!笑
そんなDAKSですが、日本での展開は少々特殊でメンズウェアについてはONWARD、レディスウェアについては三共生興がライセンス契約して運営しています。(その他雑貨等はまた別会社が運営)
・・・ややこしいですね(笑)
今回はONWARDが運営するDAKSのスーツについてご紹介します!
目次
既製品の価格帯と仕様
(出典:https://daks-japan.com/news/3472/)
ハウスモデルは1種類のみですので、最も近いサイズを試着してみてシルエットが気にいるかがポイントになるでしょう。
さて、そんな既製品ですが、生地はゼニアもしくは国産生地を使用していることが多いようです。
いずれの生地であっても一枚襟のフル毛芯となっており、裏地の素材もキュプラ100%と、値段に見合う仕立てとなっていました。
ただし、トレンチコートの元祖!元王室御用達アクアスキュータムのスーツ攻略でご紹介したアクアスキュータムと同じく、既製品では、YA体を取り扱っていません。
40代以降がメインターゲットとのことですので、当然といえば当然かもしれませんね。
細身の方は後述のオーダーで調整する必要があることにはご留意ください。
オーダーの価格帯と仕様
(出典:https://daks-japan.com/collection/1540/)
DAKSのオーダーには、前述の既製品をベースにしたものが基本となり、既製品価格の+¥10,000でオーダー可能です。(バンチブックでのオーダーは少なくとも2018AWは実施しておりませんでした。)
オーダーの分類はパターンオーダーにあたり、着丈や袖丈の長さ、身幅等を調整できます。(イージーオーダー程ではないものの、ツキ取り等の体型補正も対応しているようです。)
パターンオーダーやイージーオーダーの違いについては、徹底解説!オーダースーツの基本と種類。おまけで嫌な店員実態も…!をご覧ください。
さて、DAKSでできる主なカスタマイズ箇所は次の通りです。
ベントはセンターベント、サイドベンツ、ノーベントから選ぶことができます。
袖ボタンは並びつけのみで、重ねつけにはできません。本切羽にする場合には+¥3,000になります。
ポケットはノーマルな水平ポケットのみで、スラントにはできません。チェンジポケットは+¥3,000で付けることができます。
裏地は、総裏も背抜きもどちらも選ぶことが可能です。
スリーピースにする場合には、スーツで用いる生地の価格に応じて値段が異なりますが、たとえば15万の生地であれば¥36,000でベストも作ることができます。
納期は3週間〜となります。
本当にスーツを正しく着れていますか?
DAKSを選ぶような硬派な方であれば、問題ないでしょうが、念のため。
オーソドックスなシルエットの一流ブランドだからこそ、それをカッコよく着るためには正しいサイズで着こなすことが重要になります。
一流のビジネスパーソンとして、カッコよく且つ適切にスーツを着こなすための情報を以下にまとめましたので、ぜひご覧ください!
そもそも論理的に一流のスーツスタイルとは・・・
え、まだセンスに頼ってるの?論理で再現できるスーツの着こなし
身体に合ったスーツとは・・・
あなたはなぜ残念なスーツを購入してしまうのか?一流を作るスーツとは
差がつくポイントは・・・
なぜあの人はカッコいいのか?差がつくスーツ・ジャケットのポイント
販売員と上手くやり取りを行う方法は・・・
うんちく不要!販売員の知識を「運用」したスーツ購入法とは?
パンツの裾上げの対処法は・・・
知らないのに結局聞かれる…パンツの仕上げの種類と対処法
スーツの着こなす上で最低限押さえるべきことは・・・
意外と知らない?スーツを着る上での基本