自社工場の宮崎ソーイングで担保した品質!ダーバンのスーツ攻略


(出典:http://www.renown.com/brand/ durban/index.html)
五大陸(ゴタイリク)と並び、日本を代表するスーツブランドのD’URBAN (ダーバン)。

伊勢丹限定で展開されるラインのD’URBAN ombrare (ダーバン オンブラーレ)については、伊勢丹限定!最速納期かつ技が光るダーバンオンブラーレのスーツ攻略で既にご紹介しましたね。

ビジネスシーンを想定して、落ち着いた色柄のスーツを多く取り扱っており、どの職種の方でも問題なく着れるでしょう。

今回はそんなダーバンのスーツを既製品・オーダー共にご紹介したいと思います!

目次

既製品の価格帯と仕様


(出典:https://e-shop.renown.com/shop/item/ 1009200132?colorCode=39)
まずは既製品についてです。スーツに使用している生地別の価格は以下の通り。

  • Loro Piana ¥130,000
  • r.a.s.o. ¥93,000〜99,000
  • ブランド表記無し ¥79,000〜
  • いずれも裏地には吸湿性の高い高級素材のキュプラ100%を使っており、一般的なポリエステル素材のものと違って静電気が発生しにくくなっています。

    ただし、¥59,000〜69,000といったダーバンの中で低価格帯のスーツになると、さすがに裏地の素材もキュプラ55%・ポリエステル45%と混紡になっているます。

    ちなみにダーバンで取り扱われている既製品は、生地や価格に依らず、すべて二枚襟で、芯地も基本的に接着芯になっています。(一部毛芯を用いている場合もあるそうです)

    五大陸のように高価格帯には高級仕立て、としているわけではないようすでね。

    オーダーの価格帯と仕様


    (出典:https://order.durban.jp/about/)
    ダーバンでのオーダーは大きく分けて2種類。

    既製品でも取り扱われている生地をベースにするものと、既製品には無く、バンチブックから選んだ生地をベースするもののがあります。

    いずれについてもオーダーの分類はパターンオーダーにあたり、採寸結果を基にサイズを調節していきます。

    パターンオーダーは着丈や袖丈等の縦の調節が基本となりますが、ウエストの絞り等の横の調整もある程度はできるそうです。

    パターンオーダーやイージーオーダーの違いについては、徹底解説!オーダースーツの基本と種類。おまけで嫌な店員実態も…!をご覧ください。

    既製品の生地をベースしたオーダー

    既製品の生地をベースしたオーダーの場合は、既製品の価格の+¥10,000となっています。

    ちなみに公式サイト上で出来るオンラインオーダーは、既製品の生地をベースとしている上に、選べる生地が限られているようです。

    ちなみにフル毛芯仕様のスーツの場合は、生地別の価格は以下のようになっています。

  • r.a.s.o. ¥120,000
  • 日本毛織 ZEAL ¥130,000
  • Loro Piana Tasmanian ¥130,000〜155,000
  • ハーフ毛芯仕様のスーツの場合はもう少し抑えめになります。

  • r.a.s.o. ¥83,000〜107,000
  • バンチブックベースでのオーダー

    バンチブックベースでのオーダーの場合は、少々お値段が上がり、以下のような価格になります。(掲載は一部です。)

  • Tollegno ¥150,000
  • CANONICO ¥180,000
  • Loro Piana ¥250,000
  • 生地としてはイタリア生地を揃えており、イギリス生地は取り扱っていないそうです。

    ちなみにバンチブックベースでオーダーした場合、すべてフル毛芯仕様、裏地の素材もキュプラになります。

    オーダー内容の詳細

    さて生地を既製品のものにするか、バンチブックベースにするかによる価格や仕様の違いが分かったところで、その他オーダー内容についてです。

    まず、ハウスモデルは4種類ほどの中から選ぶことができます。

  • モデルA
    • ダーバンの中でも最もベーシックなモデル。どのような体型の方も包み込む、すっきりとしたシルエットが特徴です。
  • モデルB +¥9,000
    • ベーシックなモデルを用いた4つボタンダブルブレスト。
  • モデルC
    • モダンで都会的なスリムタイプのボディ。シングルブレストながらピークドラペルになっているのが特徴です。
  • モデルD
    • モダンで都会的なスリムタイプのボディ。シングルブレストで、チェンジポケットがついています。

    ハウスモデルによってこの後のカスタマイズの詳細も微妙に異なってくる為、販売員とよく相談した上で選びましょう!

    ではカスタマイズ詳細です。

    ベントはセンターベント、サイドベンツ、ノーベントから選ぶことできます。

    袖ボタンはモデルによって並びつけか、重ねつけかが異なり、変更はできません。+¥3,000で本切羽にすることは可能です。

    ポケットについても、モデルによってノーマル・スラントや、チェンジポケットの有無が異なり、変更はできません。

    裏地については、総裏、背抜きどちらも選択することが可能です。

    スリーピースにしたい場合は、+¥21,000もしくは25,000でベストを作ることができます。(価格は生地によって変動)

    納期は既製品をベースにする場合で3週間、バンチブックをベースにする場合も4週間〜とのことです。

    本当にスーツを正しく着れていますか?

    ダーバンのスーツについてご紹介してきましたが、硬い職業でオーソドックスなシルエットで着るこそ、カッコよく着るためには正しいサイズで着こなすことが重要になります。

    一流のビジネスパーソンとして、適切にスーツを着こなすための情報を以下にまとめましたので、ぜひご覧ください!

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