(出典:http://www.ginyama.co.jp/)
スーツをオーダーしてみたいけど、信頼できるテーラーってどこなんだろう?
初オーダーの方は勿論、オーダー経験がある方でも店を選ぶ段階では悩ましい点ですよね。
細かい技術を聞いても正直ピンとこないですし、名前も銀座●●ばっかり!(笑)
そんな中でもシンプルに分かるのが実績。銀座山形屋はビートルズ来日の際に、ポールマッカートニーのスーツを仕立てています。
お店自体も明治40年から続く老舗ですので、まずはこういった安心感から選んでみても良いかもしれません。
今回はこの銀座山形屋でのスーツのオーダーを徹底解剖していきたいと思います!
銀座山形屋から出ている別ブランド「サルトリア・プロメッサ」については、本物を伝える約束!サルトリア・プロメッサでのオーダースーツ攻略でご紹介していますので、ぜひご覧ください!
目次
スーツのオーダーの分類は「イージーオーダー」
公式サイトを見ると仕立て方等いろいろ書いてあって混乱しますが、すべてイージーオーダーに分類されます。
イージーオーダーでは、基本の型紙がある中で、採寸結果から最も近い型紙を選びます。
用意されたゲージサンプルの中から基本的な形を選ぶ為、出来上がりイメージはつきやすいでしょう。
しかし、フルオーダーほど自分の身体に合わせることはできません。
ではたとえば、猫背・なで肩等の方が完全に自分の身体に沿ったスーツを作った場合どうなるでしょうか。
自分の身体の弱みをそのまま再現されても、印象アップは厳しいでしょう。
一方で、型紙がある中から必要に応じて体型補正をかけるイージーオーダーであれば、シルエットを崩さずに身体に合わせることができます!
もちろんフルオーダーでも一流のテーラーであれば、弱みを見事に隠すキレイなシルエットを崩さないように、型紙を起こしてくれるとは思います。
しかし、価格がグッと高くなるのも事実。予算や体型も含め、実際どのオーダーが良いかは検討が必要です。
そういう意味で、フルオーダー至上主義というのはちょっと違うのでは?というのが個人的な考えですね。
・・・とイージーオーダーやらフルオーダーやら言いましたが、オーダーの種類や違いって分かりづらいですよね。
そんなわけで、徹底解説!オーダースーツの基本と種類。おまけで嫌な店員実態も…!にまとめました。
オーダーの種類別にどんなテーラーがあるのかも紹介している為、是非ご覧ください!
銀座山形屋のハウスモデル紹介
(出典:http://promessa.jp/stylelineup/)
銀座山形屋では4種類のハウスモデルが用意されています。
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サヴィル・ロウの名の通り、英国調のモデルです。
重厚なバストボリュームや着やすさ重視の肩まわり、絞り込まれたウエストシェイプが特徴です。
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GINZA YAMAGATAYAブランドながら、イタリアの仕立屋に着想を得て開発されたモデルです。
全体にコンパクトで丸いラインと軽い着用感が特徴です。
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伝統的なブリティッシュスタイルを現代的にアレンジしたモデルです。
英国らしい構築的な肩と大きく絞り込んだウエストにより、ドレッシーな印象を与えます。
ビジネスシーンはもちろんフォーマルにも最適です。
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アメリカンなI型シルエットを現代的にアレンジしたモデルです。
アメリカントラッドなI型はそのままに、時代に合わせ洗練されたシルエットとなっています。
各モデルの写真付きでの詳細は、公式サイトをご覧ください。
実際にオーダーする際にはご自身の好みと照らし合わせ、店員とご相談の上で決めるべきかと思います。
銀座山形屋で選べる生地と価格
銀座山形屋では、ドーメルとの提携によるオリジナル生地を扱う等、生地にも特徴があります。
ちなみに別ラインとして運営しているブランドのサルトリア・プロメッサでも同じ生地を使用することが可能です。
選べる生地ブランドの一部とその値段をご紹介しますね。
- Ermenegildo Zegna Trofeo ¥199,000〜
- Ermenegildo Zegna Electa ¥139,000〜
- Ermenegildo Zegna Heritage ¥139,000〜
- Ermenegildo Zegna Traveller ¥119,000〜
- DORMEUIL Iconik ¥169,000〜
- DORMEUIL Exel ¥139,000〜
- DORMEUIL Amadeus ¥109,000〜
- Loro Piana Super 130′s ¥129,000〜
- Loro Piana Four Seasons ¥129,000〜
- HOLLAND & SHERRY City of London ¥129,000〜
- HARRISONS OF EDINBURGH Regency ¥119,000〜
- SCABAL ¥119,000〜
- TAYLOR & LODGE ¥109,000〜
- CERRUTI ¥99,000〜
- TALLIA DI DELFINO ¥99,000〜
- CANONICO ¥89,000〜
- JOHN FOSTER ¥79,000〜
銀座山形屋で選べる仕立て方
仕立てのランクは、手作業の量に応じて分けられており、当然職人の手作業量が増えるにつれて高価になります。
手縫いやアイロンワーク量は、襟の吸い付きや肩の入りにモロに影響しますので、着心地が大きく変わります!
まずは、生地の料金-¥9,000で作れるスタンダードオーダーです。
こちらはいわゆる一般的なイージーオーダーのクラスになります。
次に生地の料金のままで作れるのが、カスタムオーダーです。
こちらは副資材としてバス芯を使っていたり、ボタンが手付けになっている等、1ランク上のクラスになります。
次に生地の料金+¥22,000で作れるのがロイヤルカスタムオーダーです。
こちらはマシンメイドとハンドメイドを織り交ぜており、主要箇所を手縫いとしただけでなく、アイロンワークを徹底的に施したセミハンド縫製クラスです。
最後に銀座店でのみでオーダー可能で生地の料金+¥110,000で作れるのがハンドメイドオーダーです。
こちらはその名の通り伝統の手業を施すフルハンド縫製クラスですが、顧客ごとに専用の型紙作りをしているようです。
その意味で、ハンドメイドオーダーのみはフルオーダーに分類されると言って良いでしょう。
ちなみにハンドメイドは、職人の慣れも仕上がりに影響そうですので、細身のスラッとしたスーツを求めている場合は、セミハンドメイドぐらいの方が実は満足度の高い仕上がりになるそうです。
こんなことも販売員の方がお話してくださるので、個人的には信頼感が増しました!
ただ、こだわりのハンドメイドにするのであれば、変に細身にしすぎるより、クラシカルなスタイルで作る方が良いでしょう。
詳細はGINZA YAMAGATAYAのページでご確認ください。
銀座山形屋のカスタマイズ概要
さて、生地とモデルを選んだら、採寸を実施後に詳細デザインを決めていきます。
袖ボタンは並びつけ、重ねつけは勿論、本切羽もオプション料金+¥2,000で対応頂けます。
ポケットは、ノーマル、スラントだけでなくチェンジポケットもオプション料金無しで対応頂けます。
ベントはセンターベント、サイドベンツ、ノーベントから選ぶことができ、裏地も総裏、背抜きどちらも選択できます。
スリーピースにする場合には、生地の値段および仕立てのランクに応じて¥12,000〜となっています。
その他オプション料金は仕立てのランクによって異なる為、詳細は公式サイトをご覧ください。
納期は仕立てランクによって異なります。
カスタムオーダーでは、約2週間半~3週間。
ロイヤルカスタムオーダーでは約3週間半~4週間とのことです。
ハンドメイドオーダーでは、職人が縫い上げていく為、なんと約2〜3ヶ月とのことです。
関東を中心に全国各地にある銀座山形屋
銀座山形屋は関東を中心に全国各地に店舗を構えています。
ここまで見て、ある程度気持ちは固まってきたけど、本当に銀座山形屋だけ見て決めていいのか?という方もいるのではないでしょうか。
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オーダーに向けた事前準備
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銀座山形屋は長年の実績あるテーラーです。
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