仕立ても選べるフルオーダーまで!新宿伊勢丹でのオーダーシャツ攻略


(出典:https://www.imn.jp/post/108057199772)
ビジネスパーソンであれば、毎日着る方も多いであろうワイシャツですが、良いものを着るとスーツ以上に違いを感じます。

全国の百貨店でも既製品からオーダーまで広く扱われていますので、今回は特に伊勢丹新宿店メンズ館にフォーカスして、購入できるワイシャツをご紹介していきたいと思います!

スーツについては、売上日本一!百貨店最強の新宿伊勢丹でのオーダースーツ購入攻略をご覧ください。

目次

伊勢丹新宿店の所在地とアクセス

所在地

    〒160-0022 東京都 新宿区新宿3丁目14−1

アクセス

    東京メトロ丸ノ内線「新宿三丁目駅」徒歩1分
    東京メトロ副都心線「新宿三丁目駅」徒歩2分
    都営新宿線「新宿三丁目駅」徒歩3分
    JR「新宿駅」(東口)徒歩5分
    西武新宿線「西武新宿駅」徒歩5分
    小田急線「新宿駅」徒歩7分
    京王線「新宿駅」徒歩7分
    都営大江戸線「新宿西口駅」徒歩10分

新宿というとゴチャゴチャしているイメージがありますが、新宿三丁目駅は改札を出てすぐ、地下から伊勢丹新宿店の本館に入ることができます。本館とメンズ館は地下でも繋がっている為、本館のお惣菜コーナーを突き抜けて、靴やバッグなどの売り場へ向かいましょう。そこはもうメンズ館です!

メンズ売り場の場所と構成

伊勢丹新宿店は、本館が7階建て+屋上+地下2階、メンズ館が8階+屋上+地下1階という構成になっています。前述の通り、紳士服はメンズ館に揃っている為、メンズ館に行きましょう!シャツについては1階と5階で購入できます。

(出典:https://isetan.mistore.jp/store/ shinjuku/mens/1f.html)
1階では、マップの上側にある「ドレスシャツネクタイ」にて、既製品のワイシャツおよびパターンオーダーのワイシャツが購入できます。


(出典:https://isetan.mistore.jp/store/ shinjuku/mens/5f.html)
5階では「オーダーシャツ」にてフルオーダーのシャツが購入できます。

購入できるワイシャツの種類

伊勢丹新宿店においてワイシャツは①既製品、②パターンオーダー、③フルオーダーの3種類から選んでの購入が可能です。ご自身の予算と相談し、どちらにするか決めた上でお店に足を運びましょう。時間に余裕があるのであれば、既製品コーナーでいくつか試着してみて、なんか違うなと思ったら、オーダーにすると良いでしょう。

いずれを購入する際にも、ワイシャツは身体に合っていることが重要です。身体に合ったワイシャツを購入する上で考慮すべき点はぶっちゃけスーツより重要?ワイシャツの効果と購入法攻略にまとめていますので、併せてご覧ください!

①既製品シャツ

既製品の購入を検討しているのであれば、1階マップの上側にある「ドレスシャツネクタイ」というエリアに足を運びましょう。

既製品シャツは特にビニル袋に入ったりせずに展示されており、逆に高級感を感じます。襟の形は記載されていない為、購入したい形がある場合には販売員に伝えましょう。

襟の形と大まかなサイズを決めた後は販売員に依頼して『お直し』を行いましょう。これは既製品を買う場合は絶対に忘れてはいけません。

価格については、実際に売られていた既製品の価格をリストアップしましたので、参考程度にどうぞ。(本記事内の価格については2018年4月29日現在のもので、皆さんの購入時における同一価格での購入可能性は保証できません)

  • DIBASE ¥6900
  • ISETAN men’s ¥8,900
  • Harvie&Hudson ¥8,900
  • CAMICIAIO LOAFERS ¥8,900
  • DIBASE ¥8,900
  • imz ¥8,900
  • D’URBAN ¥8,900
  • D’URBAN ¥9,500
  • Paul Stuart ¥10,000
  • CHOYA1886 ¥13,000
  • CAMICIAIO OGGI ¥13,000
  • Brooks Brothers ¥15,000
  • imz ¥15,000
  • Thomas Mason for FAIRFAX ¥15,000
  • D’URBAN ¥15,000
  • LANVIN ¥15,000
  • Aquascutum ¥18,000

②パターンオーダーシャツ

既製品売り場と同じく1階の「ドレスシャツネクタイ」でワイシャツのパターンオーダーも受け付けてもらえます。

シャツの生地はブランド生地からの選択ではなく、伊勢丹独自で取り揃えた生地からの選択になります。価格は生地のランクやデザインに応じて1万、1.1万、1.3万、1.8万あたりとなっていました。

デザインについても、オーダーらしく多くの種類から選択可能です。

たとえば、襟はレギュラーを始めとする30種類もの形があります。その他のデザインも基本的なものは揃っていました。納期は3週間とのことです。

③フルオーダーシャツ

フルオーダーシャツを検討しているのであれば、階が変わります。5階の「オーダーシャツ」というエリアに足を運びましょう。

フルオーダーのシャツは生地が本のように棚に並べられており、そこからお好きな生地を選んで作ることができます。

とはいえ、ブランドも色・柄も多岐に渡る為、初めて選ぶ際にはどれにすべきか悩ましいと思います。

生地を触るだけでは分からない、実際に仕立てて腕を通した経験で分かるような差はありますが、それでは再現性がないですよね。

こうなってくると対応してくださる販売員の腕を信じるしかなくなってしまいますが、¥15,000のラインあたりがビジネスで着る上では最も適しているとのことです。

というのも¥10,000程度では単糸が使われている為、肌触りがポリエステル混紡と大きくは変わらなくなります

一方で¥20,000以上となると120番手の双糸が使われる為、日常使いにはデリケート過ぎてしまいます。

結果、100番手の双糸が用いられる¥15,000のラインがベストとのこと!

また、もし品揃えにあるのであれば、「Master Seed」の綿を使用しているものは着心地が良さに優れている為、オススメです。

Master Seedとは、東洋紡が米国ニューメキシコ州立大学と共同開発し、紡績から加工まで一貫生産している再高品位の綿です。

このMaster Seed使用の場合は

(出典:http://www.stc.toyobo.co.jp/wp2/ kona20170101/)
このようなマークがシャツの生地が入った袋に貼られています。

さらに、素材についてはシーアイランドコットン(海島綿)50%ぐらいだと、肌触りと使い勝手が両立されます。

こちらもシーアイランドコットンが100%になってしまうとデリケートになり過ぎてしまいます。

ちなみに伊勢丹新宿店では1.5万程度から取り揃えがあり、下記のようなブランド・価格となっていました。

  • Monti ¥15,000
  • master seed ¥15,000
  • soktas ¥15,000
  • daks ¥15,000
  • morarjee ¥15,000
  • LANVIN ¥20,000
  • dunhill ¥20,000
  • canclini ¥20,000
  • Thomas Mason ¥20,000
  • hausammann+moos ¥30,000
  • s.i.c.tess ¥30,000
  • ALUMO ¥30,000

オーダーですので、生地を選んだら、次はデザインです。

襟についてはレギュラー、セミワイド、ワイド、ホリゾンタル、ボタンダウン、スナップダウン、ショート、ナロー、タブ、スタンド、ラウンド、デュエボットイタリアンカラー、ウィングカラーとかなりのバリエーションを持って用意があるようです。

襟を選んだら前身頃です。フレンチフロント(裏前仕立て)、プラケットフロント(表前仕立て)、フライフロント(比翼仕立て)から選択することができます。

前身頃のデザインが決まったら、後身頃です。

背ヒダ、表箱ヒダ、裏箱ヒダ、バックダーツ、プリーツ無し等から選択することができます。

後身頃のプリーツ有無が決まったら、カフスです。小丸型、角落型、スクウェアあたりから選択することができます。

カフスが決まったらポケットです。

ポケットの有無はもちろん、基本的なポケットの形は選択することができます。

ポケットまで決まったら、サイズです。ばっちり採寸の上、ご自身の身体に合った一枚を購入しましょう!

納期はだいたい4週間程度となるようです。

仕立て方としてクラシコイタリアンやブリティッシュを選択した場合には、+1週間程度となるようです。

百貨店はスーツだけでなくシャツ購入の際にも強い支えになってくれます。

自分を一流に高めてくれるシャツが手に入る百貨店は大切にしていきたいですね!