【レビュー】語るまでも無し?mainettiのハンガーを買ってみた感想


(出典:http://www.arvesti.jp/mainetti/)
突然ですが、あなた以上にあなたのスーツ・ジャケットを着てる人がいることに気付いていますでしょうか?

もちろん、オカルトな話ではありませんよ(笑)

タイトルを見てお気づきかと思いますが、そう、ハンガーです。

せっかくあなたの身体に合っているスーツやジャケットも、長時間全く合わないものに着せられていたらどうなるでしょうか?

・・・型崩れしてしまうんですね。

クリーニングに出したあとに薄〜いハンガーにかけられて戻ってきたりしますが、あれは最悪です。

実は社会人1年目の頃の私なんかは、「やった!ハンガーゲット!」なんて気持ちで、そのままかけておいたりもしていました。

繰り返します。最悪です。やめましょう(笑)

じゃあ、どんなハンガーを使えばいいのか?

その解として挙げたいのが今回ご紹介するMinettiのハンガーです。

目次

なんでMinettiなの?

ハンガーが重要なのは分かった。厚みがないとジャケットが型崩れするのも分かった。

・・・でも、いろいろある中で、なんでMinettiなの?という疑問が湧く方もいらっしゃるかと思います。

その疑問にシンプルに回答するのであれば、「品質とコストのバランスが取れているから」です。

まずは品質について。

一般的にハンガーの品質として重要だとされる要素は3つあります。

  • 型崩れを防ぐ、適切な厚みがあること
  • 型崩れを防ぐ、適切な肩幅であること
  • 湿気を吸う木製であること

まず、厚みについては4cm以上が良いとされています。

次に肩幅は、ジャケットの肩幅のマイナス2~4cmが良いとされています。

(出典:http://www.nakatahanger.com/howto/)
まず中田ハンガーの公式サイトにわかりやすく紹介されていますが、ジャケットの肩幅については、両肩の縫い目の直線距離を測ることで、分かります。

そして最後に、湿気を吸う木製であること、とありますが、一日着用したジャケットは汗を吸い、湿気がこもっているんです。

湿気をしっかりとっておこないと最悪カビの原因にもなるので、注意が必要です。

さて、品質において重要なポイントを挙げましたが、まず普通にハンガーを購入していると、厚みなんか気にしないですよね。

肩幅なんかもってのほかだと思います。

その点マイネッティのハンガーは、イギリスやアメリカの有名ブランドやテーラーで利用されているだけあって、厚みはしっかり5.3cmあります。

さらに肩幅も40cmや43cmから選ぶことが出来ます。

ちなみに来ているジャケットのサイズが、イタリアサイズで42~48までは40cmに、46~52は43cmが適切です。

サイズ46~48の方が40cmでも43cmでも問題ないことを考えると、とりあえず40cmの方を買っておけば大半の方はOKということがわかりますね。

オーダーしている方は、ジャケットの肩幅を聞いてみるか、ご自身で測ってみるのと良いでしょう。

ちなみに私は誤って購入してしまったために40cmも43cmも両方持っています(笑)

最後の木製であることについては・・・実はマイネッティは満たしていません!

合成樹脂で作られてるんですよね。

この点、中田ハンガーや長塩ハンガーは木製で作られていて、厚みも肩幅もあるのですが、如何せん高い!

中田ハンガーで1本¥5,000程度、長塩ハンガーも1本¥3,000程度はするんです。

マイネッティも安くはないですが、1本¥1,000で、これらと比べるとお得感があります。

また、イタリア等の高級ブランドやテーラー、日本のテーラーで使われているという安心感もありますね。

そもそも湿気に関しては、着た後、マイネッティのハンガーにかけて風通しの良い場所で一日陰干しすれば、カビの発生を心配する必要もないことは特筆すべきかと思います。

以上のことを踏まえ、私個人としては品質とコストのバランスが良いマイネッティをオススメします!

実際かけるとどんな感じ?

さて、実際に利用した際のイメージです。


見栄えも良いので、実は既に他の記事でも載せています!

参考①:【レビュー】本当に5万台!?仕立てが良すぎるZERBINOでスーツをオーダーしてみた感想
参考②:【レビュー】1着3万以下で高品質ウール!ONLYでミニマルオーダーしてみた感想

このマイネッティのハンガー、パンツ用にストッパーもついているので、これ一本でパンツもかけることが可能です。

・・・が、個人的にはオススメしません

というのも、こうやって引っ掛ける形にしてしまうと、パンツのシワが取れないんですよね。

実際この写真も一日着たスラックスを掛けているのですが、膝裏にシワができています。

このように引っ掛ける形だと明日になろうが、明後日になろうがシワは取れません

多少スペースを取りますが、パンツはパンツ専用のハンガーに吊るして、自重でシワが伸びるようにしておくのがベストだと思います。

ちなみにパンツについては、わざわざ高級ハンガーを買う必要はないと思います。

こんなので十分でしょう。実際私もスリーコインズの3本セット300円とかの物を使っています。

マイネッティのハンガーってどこで買えるの?

マイネッティのハンガーは本来、ブランドやテーラー等に向けて提供されている為、個人で購入するのは困難だったのですが、アルヴェスティ ジャパン日本総代理店となって販売している為、amazonでも購入することができます。

購入する場合には、5~10本のセットで購入する事が多いかと思いますので、なかなか1本だけというわけにもいかないです。

・・・が、仕事着としてスーツを着用するビジネスパーソンであれば、平均3着はスーツを持っていると思います。

それでも2本余りますが、とはいえハンガーを3本以上使わないなんて方の方が少ないように感じますので問題ないでしょう。

最後に

お気に入りのハンガーに掛けると、想像以上にジャケットを大切に利用できるようになります。

そうやって気に入って大切に使ったスーツは、寿命も延びますし、結果的にコストパフォーマンスを高めてもくれます。

私も毎朝クローゼットから取り出す際に、「やっぱりいいなあ」と思うくらい、マイネッティのハンガーってシンプルにカッコいいんですよね。

必ずしもマイネッティである必要はありませんが、ハンガーにもこだわってみると、毎朝がちょっといい気分でスタートできますよ!

ぜひ試してみてください!