(出典:https://corp.zozo.com/service/)
「もしかしたらオーダースーツの採寸に使えるのでは?」と思い予め2017年の末に頼んでいたZOZO SUITを入手。
試しにZOZO SUIT×Suit Yaでオーダーしてみるかと思っていたところ、なんとZOZO自身がオーダースーツを発表してくれました!笑
・・・ということで、早速オーダーしてみましたので、どんなスーツが購入できるのか、どうやってオーダーするのかをご紹介します!
(実際のスーツは届き次第、改めてご紹介しますので、私がオーダーした7/3現在で納期となっている8/11(土)〜8/25(土)あたりまでお待ちください。)
【8/23追記】zozoより発送時期の遅延連絡があり、9/17(月)~9/24(月)に発送予定とのことです。
【9/23追記】zozoより再度発送時期の遅延連絡がありました。製造途中の検品時に商品不良が発覚したそうで、発送時期は未定とのこと・・・。気長に待ちます!)
【11/29追記】お待たせて致しました!レビュー記事を作成しました!
【レビュー】ZOZOのオーダースーツがついに到着!悔しいから分解もしてみたを是非ご覧ください。
目次
スーツのオーダー分類は「フルオーダー」
ZOZO SUITによる計測で個々人の身体に完全に合わせた型紙を起こすと謳われています。
元々あるパターンに当てはめ、体型補正を行うのであれば、イージーオーダーと定義する方が適切でしょう。
実態は分かりませんが、予め用意した多数のパターンから選ぶのではなく、ZOZO SUITでの計測結果から本当に一人ひとりの型紙を起こしているのであれば、フルオーダーと定義しても良いでしょう。
たしかにZOZOで仕立てたスーツが届いた方々から酷評が挙がっている為、「フルオーダーじゃない!」という感情はわかります。
しかし、それは飽くまでもZOZO SUITの採寸精度の問題ではないかと思います。
採寸結果がヒドければ、さすがに職人のハンドメイドでも採寸結果に即した仕上がりになりますしね。
さらにいうとテーラーのフルオーダーでも仮縫いという工程で、途中段階のスーツを着て微調整を行います。
パターンオーダーやイージーオーダーでもゲージ服を着ながら、着心地を聞かれ、絞ったり、広げたりと微調整するんですよね。
そういった中、ZOZO SUITだけで、最終的な仕上がりの着心地まで想定した採寸を行うのは難易度が高そうです。
ちなみにオーダーの種類とそれぞれの違いは、徹底解説!オーダースーツの基本と種類。おまけで嫌な店員実態も…!にまとめましたので、是非ご覧ください!
予算や体型も含め、実際どのオーダーが良いかは検討が必要です。
ZOZOの2Bスーツで選べる生地と価格
(出典:http://zozo.jp/pb/men-2bsuit.html)
ZOZOのオーダースーツで、選べる生地は7種類。
選択肢として多くありませんが、ビジネスパーソンが押さえるべき「無地」も「ネイビーやグレー」も用意があります。
あなたはなぜ残念なスーツを購入してしまうのか?一流を作るスーツとはでもご紹介しましたが、一流を作るスーツとしては充分でしょう。
ちなみに選べる7種類の生地はこんな感じです。
ヘ、ヘリンボーンってなんだ・・・という方は、素材・柄からイギリス・イタリア生地まで!スーツ生地の特徴と違いに写真付きで載せていますので、ご参考までにどうぞ。
ZOZOのページでも実際の完成形が確認できますので、そちらを見て頂いても良いかもしれませんね。
ちなみにいずれの生地もSuper 110’sのウールで、裏地もキュプラを使っているので、素材の品質としては◎!
価格は私が購入した7月時点ではお試し価格で¥21,900でした。
現在は¥39,900での販売となっています。
ZOZOの2Bスーツのカスタマイズ概要
(出典:http://zozo.jp/pb/men-2bsuit.html)
さて、生地を選んだらデザインです。ジャケットは次の7箇所がカスタマイズ可能です。
- 左胸ポケットの形
- 腰ポケットのフラップ有無
- ネーム刺繍有無
- ボタン色
- ベントの形
- 背裏の仕様
- 裏地の色
まず左胸ポケットの形ですが、バルカポケット、ウエルトポケットから選ぶことができます。
次に腰ポケットはのフラップ有無を選ぶことができます。
スラントやチェンジポケットは選択肢にない為、今後のアップデートに期待ですね。
今度はネーム刺繍の有無を選択です。ご自身の名前を入れることができます。
次にボタン色です。ブラック、ブラウン等5色から選択できます。
次にベントの形です。センターベント、サイドベンツから選択できます。
次に背裏です。総裏、観音仕立て(背抜きの1種)から選択できます。
裏地は5色から選ぶことができ、着心地の良いキュプラ素材となっています。
・・・ここまでがジャケットです。
パンツは次の3箇所がカスタマイズ可能です。
- ウエストベルト
- パンツポケットのフラップ有無
- 裾
まずウエストベルトですが、ベルトループ付き、サイドアジャスター仕様の2種類から選ぶことが出来ます。
クラシック回帰で英国トレンドがきている中、サイドアジャスターが選択できるのは嬉しいですね!
またパンツポケットは、いわゆるケツポケのフラップ有無が選択できます。
さて最後に裾です。
シングルかダブルかを選択でき、裾丈についても調整できます!
実際に店舗で購入する際に店員に聞かれてよくわからないままにしがちな箇所ですよね。
知らないのに結局聞かれる…パンツの仕上げの種類と対処法に纏めておきましたので、是非、ご活用ください!
今回ベストは作ることができないようです。
スリーピース好きな私としては残念ですが、アップデートに期待です!
その他サイズ調節も可能!
パンツについては先に触れましたが、胸囲や肩幅、袖丈、ウエスト、ヒップ等もZOZO SUITでの計測をベースに±1cm等の調節を行うことができます。
ZOZO SUITでの計測結果が、普段のテーラーでの計測結果と異なり心配な場合は、ここで微調整しておきましょう!
逆にこれまでスーツのオーダー経験がない場合は、一旦ZOZO SUITの計測結果で最適とされているサイズのままでオーダーしてみても良いかと思います。
現状の採寸精度を勘案するに、ここで自分で調整できる自信のない方はZOZOではオーダーしない方が良いでしょう。
ちなみに私はちょくちょくテーラーの計測とのズレがあったものの、すべてZOZO SUITの計測に任せてオーダーしたところ、だいぶサイズにズレのあるスーツが仕上がりました(笑)
キャンペーン期間であった為、シャツもセットに
2018年7月3日現在、¥21,900でスーツが購入できる代わりに、シャツ¥2,900も併せて購入となりました。
とはいえ両方購入+送料でも¥25,000ですので、まさに破格。即ポチりました。
ちなみにワイシャツについてもデザイン詳細がオーダー可能ですので、ざっとご紹介しますね。
色柄は全14種類から選択可能です。
襟はレギュラー、ワイド、ボタンダウンを選ぶことができます。
カフスは小丸、ラウンド、角落ちから選択可能です。
胸ポケットは有無が選択可能で、形については丸底のみのようです。
またスーツと同じくネーム刺繍の有無の選択可能です。
生地は縦糸に100番双糸、横糸に太めの糸を用いた綿100%の生地とのことです。
シワ軽減の加工まで施されているようです。
シャツのデザインについても、ぶっちゃけスーツより重要?ワイシャツの効果と購入法攻略でご紹介したポイントはZOZOでのオーダーでも充分カバーできます。
デザインはともかく問題はサイズなのですが・・・笑
そもそもZOZO SUITがない場合は
2018年11月27日現在、ZOZOでは変わらずZOZO SUITの無料配布を実施しているようです。
こちらのページからZOZO SUITのみを発注することもできますし、先程の2Bスーツのページで2Bスーツと併せてZOZO SUITを発注することも可能です。
この場合、先に生地を選び、ZOZO SUITが届き次第、計測し、詳細デザインを確定。
仕上がり後に発送という流れになるようです。詳しくはZOZOの公式サイトをご確認ください。
総評
【レビュー】ZOZOのオーダースーツがついに到着!悔しいから分解もしてみたで詳細はご紹介致しますが、最も重要な「身体に合っていること」がまだ実現できていません。
現時点では既製品をお直しするがバッチリ身体に合うでしょう。
生地も悪くなく、色・柄についてもビジネスシーンでしっかり使える為、サイジングがなぁ・・・と言ったところ。
店舗へ足を運ぶ手間はかかりますが、テーラーでコミュニケーションを通して1着を作り上げる方がオススメです。