なんとなくこの結び方でいいかなと惰性で決めている方も少なくないのではないでしょうか。
今回は動画にてそれぞれの結び方についてご紹介し、ネクタイの結び方とカラーの相性の良い組み合わせを一覧化して明確にします。
目次
ネクタイの結び方
私自身、ネクタイを結ぶことに四苦八苦した過去があります。
いろんなサイトで絵や写真を見ながら試したものの、写真間で途中工程がちょっと飛ぶだけでもう全くわからない・・・なんてことも。
そんな経験も踏まえて、本記事ではネクタイの主な結び方4種類について、動画にてご紹介します。
-
プレーンノットは最も基本的な結び方で、簡単とされています。
ワイシャツのカラーではレギュラーカラーとセミワイドスプレッドカラーと相性が良い為、まずはプレーンノットから挑戦してみると良いのではないでしょうか。
動画はHankyu Men’sのものが分かりやすかった為、ご紹介します。
・・・が、個人的には初めて締めた時からセミウィンザーやウィンザーの方が、簡単にキレイに結べたなという印象でした。
プレーンノットを試してみて結ぶのはニガテだなと感じたら、セミウィンザーやウィンザーで練習した方が良いかも知れません。
-
プレーンノットに近い結び方で、少し印象と変えたい時やネクタイが少し長いなという時にオススメです。
ワイシャツの方ーではセミワイドスプレッドカラーと相性が良いとされる一方、ワイドスプレッドカラーとの相性は悪いともされます。
動画はfabric tokyoのCustomlifeのものが分かりやすかった為、ご紹介します。
-
正三角形に近い結び目が特徴の結び方です。
様々なカラーに合わせられ、特にセミワイドスプレッドカラー、ワイドスプレッドカラー、ホリゾンタルカラーと相性が良いです。
正面からの結び方についてはnanapiの動画が分かりやすかったため、ご紹介します。
初めて結ぶ際には自分のやり方が合っているか不安になる結び方でもあるので、正面からだけでなく、斜めからのアングルの動画もozieのものをご紹介します。
ぶっちゃけスーツより重要?ワイシャツの効果と購入法攻略でもご紹介した通りですが、Mezzoforte Loungeではセミワイドスプレッドカラーとワイドスプレッドカラーをオススメしている為、これらと相性が良い結び方であるセミウィンザーノットはオススメです。
-
セミウィンザーノットよりも結び目が太く大きな正三角形の結び目が特徴です。ワイドスプレッドカラーと相性が良いです。
動画は男前研究所のものが分かりやすかった為、ご紹介します。
ワイドスプレッドカレーと同じく、顔や体型が大きい方はこのウィンザーノットだとバランスがとりやすい為、オススメです。
結び方とカラーの関係
結び方の説明の中で相性の良し悪しについて触れましたが、相性というのはネクタイの結び目とカラーの形、そして着る人自身の体型とのバランスで決まっています。
しかし、何故バランスが良いかについて細かく知るよりも、相性が良いならそれを是として選びたい方が大半だと思います。
ですので、相性が良いのを選ぶべき⇒○○とXXの組み合わせは相性が良い⇒○○とXXの組み合わせで着用する、と結論を出すようにすれば良いでしょう。
さて、論理的に決めることについて説明したところで、結び方を主軸に相性の良いカラーをまとめたのが、下図①です。
(図①ネクタイの結び方と相性の良いカラー)
今の結び方ベースで、どういったカラーが合うのかはこちらの図で確認してみてください!
特に自分の結び方にこだわりがない方は、持っているワイシャツのカラーベースで結び方を決めると良いでしょう。
そんなわけで、カラーを主軸に相性の良い結び方をまとめたのが、下図②です。
(図②カラーと相性の良いネクタイの結び方)
前述の通りMezzoforte Loungeではワイシャツのカラーは、セミワイドとワイドをオススメしている為、極端な話、ネクタイの結び方としてはセミウィンザーノット1つをしっかりマスターしておけば、他は全て無視しても問題ありません。
ネクタイを締める時に注意しておくと良いポイント
ネクタイを締める際に、首に対して垂直に絞めるようにすると立体感が出て、よりカッコよくなります。
結び目がペタッとくっつくと立体感が出ず貧相になってしまう為、注意しましょう!
立体的にするためにはネクタイの生地もある程度弾力が必要ですので、ネクタイ購入の際に留意しておくと良いと思います。
また各動画でも説明があったかと思いますが、ネクタイを結ぶ際にはディンプル(くぼみ)を作ることを意識しましょう。ネクタイがよりキレイに仕上がります。
ネクタイは目に留まる重要なパーツです。
だらしなく緩んでいたり、明らかにカラーに合わない結び方をしていたりして印象を悪くする事態は避けましょう。