動画で理解!正しく華やぐポケットチーフの折り方と活用法


結婚式はともかく、普段づかいはなんだか恥ずかしい・・・それがポケットチーフへの印象ではないでしょうか。

欧米では正統派スタイルなんて言われてもキメ過ぎな感じがしてしまいますよね。

そんなポケットチーフですが、まずは改めてポケットチーフとは何かを説明した後に、折り方について動画付きでご紹介します。

目次

ポケットチーフとは

簡単に言うと、ジャケットの胸ポケットに挿し込むハンカチです。

折って挿すだけで印象が華やぐ為、結婚式やパーティー等のフォーマルシーンでは欠かせない存在です。

日本ではビジネスシーンで用いる方が少ない為、ただのオシャレアイテムとして抵抗感を持たれがちですが、折り方次第でビジネスシーンでも違和感なく用いることができます。

素材と活用シーン

また、ポケットチーフの素材はシルク(絹)・リネン(麻)・コットン(綿)が一般的で、それぞれに適した活用シーンがあります。

(図①ポケットチーフの素材別の活用シーン/季節と特徴)
シルクはフォーマルシーン~ビジネスシーンを守備範囲とし、季節としては秋冬の生地に適しています。

最もフォーマルで光沢感と華やかさが強い為、カタい職場での使用には注意です。

リネンはフォーマルシーンからカジュアルシーンまで最も幅広くカバーしており、季節としては春夏の生地に適しています。

折りたたんだ形状が崩れにくい為、初心者にも安心です。

コットンはカジュアルシーンでの活用がメインであり、季節としては秋冬の生地に適しています。

カジュアルでの活用となる一方、シルクやリネンが合わないジャケットでも合わせられるというメリットがあります。

厳密なルールはないものの、ビジネスシーンで用いる場合は、基本的には白かグレーが良いでしょう。

パーティーで用いる際には、ネクタイの柄に入っている一色と合わせるのも◎です!

折り方

さていよいよポケットチーフの折り方についてです。

まずはビジネスシーンでも用いる事ができて、抵抗感も少ないTVフォールドから順にご紹介していきます。

抵抗感も少なく、ばっちりキマるTVフォールド


(出典:http://glober.jp)

アメリカのTVキャスターが好んで用いた為、この名前になったTVフォールド。ちなみにTVフォールを実際に使用していると写真のような仕上がりになります。

(出典:http://www.usanetwork.com/suits)

どうでしょう。想像よりも主張しない感じがしませんか?悪目立ちせずにさりげない華やかさがある為、ぜひ挑戦して頂きたい折り方です。

アメリカの人気ドラマSUITSの主人公でスーツの着こなしに定評のあるハーヴィーも取り入れています。

ハーヴィーのスーツの着こなし詳細については人気海外ドラマSUITSのハーヴィーに学ぶ一流のスーツスタイルとは?をご覧ください!

さて、それではTVフォールドの折り方についてですが、BEAMSの動画が分かりやすかった為、ご紹介します。

とっても簡単ですね!ビジネスシーンでの活用を考えられている方は一旦TVフォールドのみ押さえておけば充分です。

役職付きのビジネスパーソンは挑戦して良いかもパフド


(出典:http://glober.jp)

ドレスをモダンに合理化したややカジュアルな挿し方ですが、役職つきの方であればビジネスシーンで用いても問題ありません。(若手は止めておきましょう・・・)シルクのチーフで折るのが一般的です。

パフドの折り方についてですが、M2PLANTの動画が分かりやすかった為、ご紹介します。(2:35~は次にご紹介するクラッシュドについて説明されています。)

華やかでワザありのクラッシュド(パフドクラッシュ)


(出典:http://glober.jp)

パフドの形で天地をひっくり返した挿し方で、カタ苦しくない華やかなパーティーで用いるべきスタイルです。ビジネスシーンでの活用は控えましょう。

クラッシュドの折り方についてですが、前述のM2PLANTの動画が分かりやすかった為、ご紹介します。


動画内でも説明があるように、キレイに作るには、ある程度慣れが必要なワザありな折り方です。

キザの元凶?カッチリとしたフォーマルのスリーピークス


(出典:http://glober.jp)

結婚式等で見たことがあり、最も馴染みがある・・・というかポケットチーフに抵抗感が持たれる元凶かなと個人的に感じるのがこのスリーピークス。

イメージ通り、この折り方はビジネス向きではありません。結婚式等のパーティーの際に活用しましょう。

スリーピークスの折り方についてですが、またまたBEAMSの動画が分かりやすかった為、ご紹介します。

まずは最も抵抗感が少ないであろうTVフォールドから挑戦して頂きたいと思います!

悪目立ちせず、でも確実に相手に印象を残すことがビジネスでは重要です。