(出典:https://www.crestbridge.jp/s/cb/ blacklabel/column/fashion/170630/)
三陽商会とバーバリーの契約が切れたことで、日本でセカンドラインとして展開していたバーバリー・ブラックレーベルの後を継ぐ形で展開しているブラックレーベル・クレストブリッジ。
バーバリーチェックから派生した独自のチェック柄が特徴的で、スーツにもその織柄が反映されていたりします。(故にビジネスシーンに適さないものも少なくないのは事実)
今回はそんなブラックレーベル・クレストブリッジのスーツについて、ご紹介します!
目次
2種類のモデル展開
(出典:https://www.crestbridge.jp/s/cb/ blacklabel/column/fashion/180316/)
クレストブリッジでは、大きく2種類のハウスモデルがあります。
モダンコンフォートモデルはラペルが太めで、ハーフ毛芯。スリムフィットモデルはその名の通り、より細身の方向けのサイジングになっており、なんとこちらはフル毛芯となっています。
既製品の価格帯と仕様
(出典:https://www.crestbridge.jp/s/cb/ blacklabel/column/fashion/180316/)
クレストブリッジでは既製品展開が基本となります。
2018AWはスリーピースのものが多く、スリーピースでの値段になりますが、参考までにご紹介します。
ちなみにツーピースでもJ∞QUALITYで¥88,000というスーツもありました。
これらについてはアイロンでじっくり人の首の形に合うように曲げる工程を経た一枚襟で仕立てられている為、長時間着ていてもジャケットの重さを感じづらく、着ていて疲れにくいでしょう。
ただし、同じJ∞QUALITYでも¥78,000〜80,000は2枚襟になっていました。2枚襟にすることで簡単に立体感が出るため、人手のアイロンワークをカットでき、コストが抑えられます。
その代わり首への吸い付きは、あまり期待できなくなります。首(正確には第7頚椎)に吸い付いていない為、重めの生地を選ぶと重さがのしかかり、疲れやすくなることに注意が必要です。
価格で仕立ての良さに傾斜をつけているようですね。
今回ご紹介したスーツはいずれも裏地の素材はキュプラを使用していましたが、夏用のウォッシャブルのものであったりする場合にはポリエステルになっています。
オーダーの場合の価格帯と仕様
(出典:https://www.crestbridge.jp/s/cb/ blacklabel/news/180810/)
クレストブリッジでは、定期的に期間限定のオーダー会を実施しており、その期間のみパターンオーダーができます。
生地は既製品のものとバンチブック双方から選ぶことが可能で、既製品の生地を選ぶ場合には既製品価格の+¥10,000となります。バンチブックから選ぶ場合には生地別に価格が異なります。
さて、カスタマイズ詳細についてです。
ベントはサイドベンツのみ選択できます。
袖ボタンは並びつけ、重ねつけはもちろん、本切羽も可能です。(オーダーする際の+¥10,000の中にオプション対応も含まれているとのこと)
ポケットについても、ノーマルやスラントはもちろん、チェンジポケットにすることもできます。
裏地については、総裏、背抜きがありますが、既製品生地をベースにオーダーする場合には、既製品の仕様に引きづられることになります。なので、冬は総裏、夏は背抜きとなります。
ベストについても既製品をベースにオーダーする場合、既製品がそもそもスリーピースかどうかがポイントになります。もし、既製品がツーピースだった場合にはベストをオーダーすることは出来ません。
最後に納期ですが、4〜5週間程度とのことです。
購入・オーダーに向けた準備
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全体的に細身のシルエットが多く、独自のチェック等の良く言えば華やかさ、悪く言えば派手さがある為、どちらかというと20代の若者向けであったり、30代前半の私服向けといった印象です。
もし、購入する場合には、え、まだセンスに頼ってるの?論理で再現できるスーツの着こなし等を参考に、落ち着いた色柄を選択するように注意しましょう!