(出典:https://www.enjoytokyo.jp/ shopping/spot/s_13002862/)
池袋の東口にあり、PARCOと連なり非常に広く大きい商業施設としてそびえ立つのがこの西武百貨店 池袋本店です。
別に池袋での立地を示して区分しているわけではないものの、西口に東武があり、東口に西武があることは割と有名ですね(笑)
知っていないと非常にややこしいです。
今回はそんな西武百貨店 池袋本店で購入できるスーツやシャツをご紹介します!
目次
西武百貨店 池袋本店で購入できるスーツ
西武百貨店 池袋本店では、各ブランドのテナントで既製品/オーダー共に用意があるだけでなく、オーダーのエリアも別途用意されています。
そこで本記事では、大きく以下の3つに分けて、もう少し詳しくご紹介します。
オーダーの種類とそれぞれの違いについては、徹底解説!オーダースーツの基本と種類。おまけで嫌な店員実態も…!をご覧ください!
各ブランドの既製品/パターンオーダー
西武百貨店 池袋本店は、百貨店あるあるブランドは大方揃っています。
本記事では東武百貨店 池袋店にテナントを入れているブランドの一部をご紹介しますね。
ちなみに、オーダーにせよ、既製品にせよ、スーツを選ぶ上で必要なのはお金じゃなくてセンスでもなくて論理です。
え、まだセンスに頼ってるの?論理で再現できるスーツの着こなしで、その論理を紹介していますので、感性と流行に任せて残念スーツを購入しない様、ご注意ください!
また、より具体的に、残念スーツを避けるにはどのようなサイズが良いかをあなたはなぜ残念なスーツを購入してしまうのか?一流を作るスーツとはでご紹介していますので、こちらも併せてご覧頂けば心配はないでしょう。
ダックス
(出典:https://daks-japan.com/news/3567/)
ブランド概要
2019年に創立125周年を迎えた英国王室御用達のブランド。ブランドの名に恥じない高級生地を使った高価なスーツを提供しています。
価格目安
既製品:¥140,000〜190,000
パターンオーダー:¥150,000〜200,000
主なハウスモデル
1種類
オーダー時の納期目安
3週間〜
詳細
創立125年!英国王室御用達DAKS(ダックス)のスーツ攻略
アクアスキュータム
(出典:https://aquascutum.jp/)
ブランド概要
トレンチコートの始祖と言われるイギリスの名門ブランド。テーラー起源のため、高品質なブリティッシュシルエットのスーツが購入できます。
価格目安
既製品:¥130,000〜240,000
パターンオーダー:¥140,000〜500,000
主なハウスモデル
2種類(スローニー/バッキンガム)
オーダー時の納期目安
4週間(既製ベース)/6週間(バンチブックベース)
詳細
トレンチコートの元祖!元王室御用達アクアスキュータムのスーツ攻略
ブルックスブラザーズ
(出典: http://www.brooksbrothers.co.jp/200th/ )
ブランド概要
伝統的なアメリカントラッドのBOXシルエットを守るアメリカを代表するブランドの一つ。体格の良い方でないと胸囲が足りないことも多く、いわゆるBOXシルエットではないモデルしか着れなくなってしまいます。
価格目安
既製品:¥89,000〜160,000
パターンオーダー:¥130,000〜200,000
主なハウスモデル
3種類(マディソンフィット/リージェントフィット/ミラノフィット)
オーダー時の納期目安
2週間〜/3週間〜(生地に応じて変動)
詳細
創立200年!歴代大統領も愛したブルックスブラザーズのスーツ攻略
J.プレス
(出典: https://www.jpress.jp/concept/ )
ブランド概要
伝統的なアメリカントラッドのBOXシルエットを守るアメリカを代表するブランドの一つ。比較的体格に恵まれない日本人でも、BOXシルエットのスーツをすっきりと着ることができます。
価格目安
既製品:¥69,000〜92,000
パターンオーダー:¥77,000〜141,000
主なハウスモデル
2種類(クラシック/オーセンティック)
オーダー時の納期目安
4週間
詳細
伝統と熟練に基づく品格あるスタイルを!J.プレスのスーツ攻略
ポールスチュアート
(出典: https://www.paulstuart.jp/ourstory/ )
ブランド概要
アメリカを代表するブランドですが、あからさまなBOXシルエットというわけではなく、ブリティッシュを基調としたシルエットとなっています。
価格目安
既製品:¥130,000〜170,000
パターンオーダー:¥160,000〜250,000
主なハウスモデル
3種類(イーストゲート/ウエストゲート/ヨーク)
オーダー時の納期目安
6週間
詳細
アメリカのサヴィルロウ!?ポールスチュアートのスーツ攻略
ダーバン
(出典:http://www.renown.com/ brand/durban/index.html)
ブランド概要
レナウンが誇る日本を代表するブランドのD’URBAN。どの職種の方でも着れるようなビジネスシーンを想定した商品展開となっています。
価格目安
既製品:¥59,000〜130,000
パターンオーダー:¥150,000〜250,000
主なハウスモデル
4種類(A/B/C/D)
オーダー時の納期目安
3週間(既製ベース)/4週間〜(バンチブックベース)
詳細
自社工場の宮崎ソーイングで担保した品質!ダーバンのスーツ攻略
五大陸
(出典:https://gotairiku1992.jp/kabuki-gotairiku/)
ブランド概要
オンワードが誇る日本を代表するブランドの五大陸。カタい職場も問題なく着ることができるオーソドックスなスーツを展開しています。
価格目安
既製品:¥63,000〜110,000
パターンオーダー:¥145,000〜165,000
主なハウスモデル
1〜2種類?(仕立てランクが2種類あり、それによって型紙が異なるかは不明)
オーダー時の納期目安
3週間〜
詳細
カタい職場も難なくこなす1着を!五大陸(ゴタイリク)のスーツ攻略
マッキントッシュ フィロソフィー
(出典: http://www.mackintosh-philosophy.com/men/trotter/ )
ブランド概要
こちらも同じく三陽商会が展開するブランドで、20〜30代をターゲットとしています。ウォッシャブル等のいわゆる機能性を唄ったセットアップがある程度でスーツの取り扱いは少ないです。
価格目安
既製品:¥54,000 (ジャケット¥36,000 / パンツ¥18,000)
(出典:https://www.crestbridge.jp/s/cb/ blacklabel/column/fashion/170630/)
ブランド概要
元々はバーバーリーの日本のセカンドラインとして三陽商会が展開しており、ライセンス契約終了後、再スタートする形で立ち上がったブランドです。全体的に細身のシルエットが多く、20〜30代がターゲットとなっています。
価格目安
既製品:¥78,000〜130,000
パターンオーダー:¥88,000〜140,000
主なハウスモデル
2種類(モダンコンフォート/スリムフィット)
詳細
旧バーバリー!?ブラックレーベル・クレストブリッジのスーツ攻略
この他にもスーツを取り扱うブランドはありますので、是非実際の店舗でチェックしてみてください。
ブランドに迷ったらフィッティングアドバイザーも
それぞれのブランドを吟味したく、本記事だけでは足りない!という方は、西武百貨店 池袋本店が提供しているフィッティングアドバイザーを使ってみても良いでしょう。
無料で対応してくれますので、正直ブランド間の違いやどれが自分に似合うかは分からないけれど、「買うぞ!」と心に決めている方は、ぜひ!
イージーオーダースーツ
さて、ここからはオーダー専門エリアのご紹介です。
5Fの「ビスポークサロン」というエリアでは、先程までの各ブランドのパターンオーダーよりもさらに細かくオーダーを受けてもらえます。
イージーオーダーとフルオーダー両方対応していますが、まずはイージーオーダーからご紹介しますね。
イージーオーダーはパターンオーダーと違い、体型補正をかけてくれる為、フルオーダー程ではないものの、自分の身体に合ったスーツを作ることができるという特徴があります。
イージーオーダーで取り扱っている生地別の価格設定は6万台〜22万弱で、基本的にはこの料金の中に仕立て代も含まれるようです。
ハウスモデルは6種類ほどあるようです。
大賀株式会社の提供するRICHIESTAブランドのモデルとしては、オーセンティック・ブリティッシュ、モダン・ブリティッシュ、クラシコイタリア、モダンナポリ等が用意されています。
モデリストの塚田俊彦氏が監修したCentro‐Rを選んだ場合は+¥30,000になるようです。
袖ボタンは並びつけ、重ねつけだけでなく本切羽も+¥3,000で対応頂けます。
ポケットについては、ノーマル、スラントだけでなくチェンジポケットまでオプション料金無しで対応頂けます。
ベントはセンターベント、サイドベンツ、ノーベントから選ぶことができ、裏地も総裏、背抜きどちらも選択できます。
スリーピースにしたい場合は、スーツ用に選んだ生地の25%の値段でベストが作れます。
高級生地になればなるほど、スリーピースにするのは予算との相談になりそうですね。
納期は3〜4週間とのことです。
フルオーダースーツ
次にフルオーダースーツです。
イージーオーダー同様、5Fの「ビスポークサロン」というエリアで受けてもらえます。
生地としては、Zegna、Loro Piana、ドーメル、SCABAL、CANONICO、Tollegno、John Fosterあたりが取り揃えてあり、価格としては22万〜37万程度です。
価格の中には仕立て代も含まれているとのことですが、選んだハウススタイルによってはアップチャージもあるようです。
デザインについてもフルオーダーですので、当然幅広く対応可能です。
たとえば、袖ボタンは並びつけ、重ねつけはもちろん、本切羽も対応頂けます。
本切羽は生地が30万台のものであれば無料、20万台だと+8,000とのことでした。
ポケットは、ノーマル、スラントだけでなくチェンジポケットもオプション料金無しで対応頂けます。
ベントはセンターベント、サイドベンツ、ノーベントから選ぶことができ、裏地も総裏、背抜きどちらも選択できます。
スリーピースにした場合のベストの価格は、スーツ生地に応じて異なるそうで、¥40,000~とのこと。
高級生地を選ぶほど価格は上がっていく為、金額を気にせずオーダーできる場合には是非、チャレンジしてみてはどうでしょう。
納期は仮縫い含め3〜4週間程度とのことでした。
しっかり採寸の上、自分の身体に合った最高の一着をお願いしましょう!
西武百貨店 池袋本店で購入できるワイシャツ
次にワイシャツについてです。
こちらも各ブランドのテナントで既製品が用意されているかと思いますが、本記事では百貨店としての既製品ワイシャツとパターンオーダーシャツ、フルオーダーシャツをご紹介します。
いずれを購入する際にも、ワイシャツは身体に合っていることが重要です。身体に合ったワイシャツを購入する上で考慮すべき点はぶっちゃけスーツより重要?ワイシャツの効果と購入法攻略にまとめていますので、併せてご覧ください!
既製品シャツ
既製品のワイシャツは5Fの「ワイシャツ・ネクタイ」というエリアにて購入可能です。
ワイシャツはビニール袋等に入っておらず、直に並べて売られています。
また西武そごうの特徴ですが、しっかりと襟型を棚に表記してある為、販売員に確認せずとも自分が欲しい襟型を見つけやすいです。
襟の形と大まかなサイズを決めた後は、販売員に依頼して『お直し』を行いましょう。
これは既製品を買う場合は絶対に忘れてはいけません。
価格については、実際に売られていた既製品の価格をリストアップしましたので、参考程度にどうぞ。(本記事内の価格については2018年5月26日現在のもので、皆さんの購入時における同一価格での購入を保証するものではありません)
- elle ¥5,900
- アントヌーチ ¥5,900
- elle ¥6,900
- SMC ¥6,900
- Simon Carter ¥6,900
- bgr ¥7,900
- LORDSON ¥7,900
- Chunon Brillante ¥8,900
- SHIRT FACTORY ¥8,900
- FAIRFAX ¥9,000
- D’URBAN ¥8,900
- D’URBAN ¥9,500
- Paul Stuart ¥9,500
- Simon Carter ¥9,800
- D’URBAN ¥12,000
- Paul Stuart ¥10,000
- Paul Stuart ¥12,000
- Paul Stuart ¥13,000
- CHOYA1886 ¥13,000
- LANVIN ¥13,000
- LANVIN ¥15,000
パターンオーダーシャツ
少しこだわりを求めて、パータンオーダーをする場合は、「オーダーワイシャツ」のエリアで購入できます。
生地はライセンス契約したブランド生地から選ぶのではなく、西武そごうのpericiaというラインから選択します。
価格は¥7,900もしくは¥8,900でした。
オーダーですので、生地を選んだらデザインです。
襟についてはレギュラー、セミワイド、ワイド、ボタンダウン、スナップダウン、ロング、ショート、タブ、スタンド、ラウンド、デュエボットーニ、イタリアン、ワンピース、ウィング、カッタウェイあたりから選ぶことができます。
クレリックはオプション料金として+¥1,000で対応頂けるようです。
前身頃はフレンチフロント(裏前立て)、プラケットフロント(表前立て)から選択できます。
後身頃はプリーツ無し、両サイドヒダ、外箱ヒダから選択することができます。
カフスは小丸型、大丸型、角落型、ダブルから選択することができます。
ポケットは角落、ホームベース型を選ぶことができ、無くすことも可能です。
サイズは、スタンダード、スリム、リラックスからの選択となります。
採寸の上、微調整してご自身の身体に合った一枚を購入しましょう!(パターンオーダーでは1cm単位で調整となります。)
納期は3~4週間程度とのことです。
フルオーダーシャツ
フルオーダーシャツは、パターンオーダーシャツと同様のエリアで対応頂けます。
生地が本のように棚に並べられており、そこからお好きな生地を選んで作ることができます。
とはいえ、ブランドも色・柄も多岐に渡る為、初めて選ぶ際にはどれにすべきか悩ましいと思います。
生地を触るだけでは分からない、実際に仕立てて腕を通した経験で分かるような差はありますが、それでは再現性がないですよね。
こうなってくると対応してくださる販売員の腕を信じるしかなくなってしまいますが、¥15,000のラインあたりがビジネスで着る上では最も適しているとのことです。
というのも¥10,000程度では単糸が使われている為、肌触りがポリエステル混紡と大きくは変わらなくなります。
一方で¥20,000以上となると120番手の双糸が使われる為、日常使いにはデリケート過ぎてしまいます。
結果、100番手の双糸が用いられる¥15,000のラインがベストとのこと!
また、もし品揃えにあるのであれば、「Master Seed」の綿を使用しているものは着心地が良さに優れている為、オススメです。
Master Seedとは、東洋紡が米国ニューメキシコ州立大学と共同開発し、紡績から加工まで一貫生産している再高品位の綿です。
このMaster Seed使用の場合は
(出典:http://www.stc.toyobo.co.jp/wp2/ kona20170101/)
このようなマークがシャツの生地が入った袋に貼られています。
さらに、素材についてはシーアイランドコットン(海島綿)50%ぐらいだと、肌触りと使い勝手が両立されます。
こちらもシーアイランドコットンが100%になってしまうとデリケートになり過ぎてしまいます。
ちなみに西武百貨店 池袋本店では以下のような生地が取り扱われていました。
- Chester Barrie ¥10,000
- Chester Barrie ¥15,000
- LANVIN ¥15,000
- Aquascutum ¥15,000
- LANVIN ¥20,000
- Aquascutum ¥20,000
- dunhill ¥20,000
- Mila Schön ¥20,000
- Albini ¥25,000
- LANVIN ¥30,000
- dunhill ¥30,000
オーダーですので、生地を選んだら、次はデザインです。
襟についてはレギュラーを始めとする基本的な形が選択できますが、パターンオーダーよりも選択肢は少ないようでした。
ちなみにクレリックにする場合には+¥1,000とのこと。
前身頃はフレンチフロント(裏前立て)、プラケットフロント(表前立て)はもちろん、フライフロント(比翼仕立て)も選択できます。
後身頃はプリーツ無し、両サイド、背中面箱ヒダ、背中中央表箱ヒダループ、背中央内箱ヒダから選択することができます。
カフスは小丸型、角落型、スクウェアあたりから選択することができます。
ポケットは角落、丸底、直角、ホームベース型が選択でき、ポケットを無くすことも可能です。
サイズについては、フルオーダーですので入念に採寸して頂き、ご自身の身体に合った一枚を購入しましょう!(フルオーダーでは5mm単位での調整が可能です。)
納期はだいたい4週間程度とのことです。
西武百貨店 池袋本店の所在地とアクセス
- 所在地
〒171-0022 東京都豊島区南池袋1丁目28−1
- アクセス
各線 池袋駅 東口すぐ
池袋という立地のため、都民はもちろん、埼玉県民にとっても利便性の高い百貨店です。
主要ブランドも揃っていますし、ぜひご利用ください!